熱帯低気圧から変わる台風が、あさって6日(金)ごろにかけて沖縄に接近する可能性があり、沖縄では強い風が吹いて、うねりを伴い波が高くしける所があり、大雨となるおそれもある。
その後、7日(土)には奄美に、8日(日)から9日(月)にかけて、西日本から東日本に接近するおそれがあるため、今後の進路にも注意が必要だ。
4日午前3時の観測によると、熱帯低気圧が宮古島の南にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいる。中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっている。
熱帯低気圧は今後24時間以内に台風となり、発達しながら北から北東へ進んで、6日(金)ごろにかけて沖縄に接近する可能性がある。その後7日(土)には奄美に、8日(日)から9日(月)にかけて、西日本から東日本に接近するおそれがある。
<強風・高波>
熱帯低気圧から変わる台風の接近により、沖縄では強い風が吹いて、うねりを伴った波が高くしける所がある見込み。
5日(木)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
沖縄 17メートル(25メートル)
5日にかけて予想される波の高さは、
沖縄 4メートル
強風や高波に注意が必要だ。
<大雨・雷・突風>
沖縄では、6日(金)にかけて大気の状態が非常に不安定となり雷を伴った激しい雨の降る所がある見込み。
5日(木)午前6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、
沖縄 120ミリ
土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。また、竜巻などの激しい突風や落雷にも注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めたい。