サッカー東京五輪代表MF久保建英(20=レアル・マドリード)が、スペイン代表FWアセンシオ(25)との〝直接対決〟に敗れて放出が加速しそうだ。
スペイン紙「アス」は、東京五輪準決勝の結果を受けてRマドリードに所属する久保とアセンシオの現状を特集。延長後半に決勝ゴールを奪ったアセンシオに「最優秀選手だ。彼がスペインにメダルをもたらす。驚異的なゴールだった」と絶賛した。
一方で久保に関しては、現状のRマドリードでのレギュラー争いで右サイドのFWの位置で5番手と予想。同じポジションでレギュラーを争うアセンシオより低い位置づけにした。
そして久保の最新状況として「マドリードでの未来はあるが、今は場所がない。日本人は大会のショーケースを利用し、マドリードが移籍を超えて売却まで検討している。現在、彼はゼロコストでマドリードに到着したこともあり、どのような作戦でもクラブの財源にプラスをもたらす」。レンタル移籍での武者修行が基本線ではあるものの、好条件のオファーがあれば久保を今夏に放出する可能性があることを改めて示した。
スペイン戦はRマドリードでも大きな注目をしてだけに、不発に終わったことは今後に影響が出てくるかもしれない。