49歳以下のワクチン接種券発送  糸魚川市

 糸魚川市は4日から、新型コロナウイルスワクチン接種の49歳以下市民への接種券発送を始めた。

 同年齢以下の接種券発送は国のワクチン供給量が不足したことに伴い、一時停止していた。新たに供給量が示され、8月分と翌月以降の人口割で配布される供給見通しが立ったため、接種対象者の人数や予約状況などを考慮してあらためて今後の発送スケジュールを立てた。

 発送日は40歳以上49歳以下が4日、30歳以上39歳以下が6日、13歳以上29歳以下が10日。7月末までに12歳に達している人は10日、8月以降に12歳に達する人は誕生月の翌月中旬。

 集団接種会場の能生国保診療所が1日から、能生生涯学習センターへ変更となった。接種日は水曜と日曜の週2日。能生生涯学習センターは18日以降、糸魚川総合病院は31日以降の予約が可能となっている(3日現在)。

 市ワクチン接種推進室によると、1日時点で同市の65歳以上(高齢者)の接種率は1回目が91・7%、2回目が82・8%。国全体の高齢者接種率を上回っている。7月末完了を目指してきた高齢者の接種について、市は2回目接種率80%をおおむね完了の目安として進めてきており、達成できたものとみている。

 12歳以上64歳以下の接種率は1回目が22・8%、2回目が9・3%。市は希望する全市民の接種完了目標を11月末としている。

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