県内デルタ株感染加速 「家族内」「県外由来」警戒

 県内の新型コロナウイルス感染「第5波」で、感染力が強いインド由来のデルタ株への置き換わりが加速し、4連休後の7月26日~8月2日に県が実施した変異株検査でデルタ株疑いの陽性率が55.1%に上り、1日単位では80%台に達した日もあることが4日、県への取材で分かった。県は「デルタ株の感染力も背景に全国で爆発的に感染が広がっている。危機感を持って感染防御に努めてほしい」と警戒を呼び掛ける。同日は、県内10市町で新たに10歳未満~60代の男女29人の感染確認が発表された。

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