東京五輪のスケートボード・女子パークで、本県で生まれ育ったスカイ・ブラウン選手（13）＝英国代表＝が銅メダルを獲得した4日、ブラウン選手家族が移り住んだ高鍋町の関係者からは祝福の声が上がった。
ブラウン選手が籍を置く高鍋東中（285人）では、教職員が画面越しに応援。小嶋雅史校長は「生徒、職員一同喜んでいる。これからの活躍を大いに期待している」とエールを送った。
小学生の頃のブラウン選手を知る、同町蚊口浦の永友桂子さん（80）は「元気なお子さんで、自宅の練習場で熱心にスケートボードをしていた」と振り返る。「腕を磨くため海外に一緒に行くなど家族で（ブラウン選手を）後押ししていた。メダルが取れて良かった」と話した。
黒木敏之町長は「昨年の大けがなどの逆境の中、銅メダルを獲得されたのは非常に喜ばしく、町民に勇気と感動を与えてくれた。今後のさらなる活躍をお祈りする」と祝意を表した。
