厚労省公表「入国後の待機違反者」は人気女性ユーチューバーか 時系列・特徴が一致

羽田空港に到着後、音信不通となった

バックレたのは人気ユーチューバーか。

厚生労働省は日本入国後の待機期間中に義務付けられている健康状態の報告などを1度も行わなかったとして、日本人3人の氏名を公表した。政府は新型コロナウイルスの水際対策で、海外からのすべての入国者に対し、14日間は自宅や宿泊施設で待機することや、スマホアプリなどで毎日位置情報や体調を報告することを義務付けている。

これに違反し、かつ悪質だった日本人3名の氏名を厚労省ホームページがこのほど公表。その中の1人が「SARI」の名前で活動するユーチューバー・小田川さりではないかとネット上で話題となっている。

厚労省HPによると「ODAGAWA SARI」は30代で出発国は米国・ハワイ。先月21日にハワイから羽田空港に到着し、空港での尿検査は「陰性」。翌22日以降、健康状態の報告、位置情報の報告およびビデオ通話に1度も応答がなかったという。

小田川は7月6日に「しばらくの間旅に出ます」とハワイに出発。小田川のユーチューブチャンネルには水着映像む3本の〝ハワイ動画〟がアップされている。

帰国日時は不明だが、小田川はツイッターに7月20日に「ハワイの空港職員は暇過ぎるのか、検疫が今までになく異常に厳しい」などと投稿。状況から察するに、ハワイから別の国に移動したとみられる。

こうした時系列と厚労省が公表した人物の特徴が小田川と一致。報告義務を怠ったことで罪に問われることはないが、ネット上では「これ、確定じゃね?」「バックレか」「さすがに笑えない」という声が飛んでいる。

小田川は学生時代に起業し、成功。ユーチューブ上では投資などのレクチャーも行っている。

先月28日に【閲覧注意】と題して公開された最新動画は5日午前11時時点で再生回数約5万回。高評価約450に対し、低評価約2000で荒れ気味となっている。

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