東京五輪陸上男子400メートルリレー予選(5日、国立競技場)、日本は多田修平(25=住友電工)、山県亮太(29=セイコー)、桐生祥秀(25=日本生命)、小池祐貴(26=住友電工)の順で臨み、38秒16の1組3着で決勝進出を決めた。
2走を務めた100メートル日本記録保持者の山県は「まだまだバトンとか改善できる点はありますけど、その中でも決勝につなげることができた」。また、今大会は100メートル予選を通過できず「リレーはなんとかという気持ちでいった。次につながってよかったです」と振り返った。
2012年ロンドン五輪、16年リオ五輪で1走を務めた一方、19年のセイコーゴールデングランプリでは2走を任された。自身の走順については「2走はだんだん経験も増えてきて慣れてきた感じはある」と手応えを口にする。
決勝レースの舞台は8月6日に用意された。広島出身の山県は「特別な日なので、地元の人にとっても自分にとっても特別な日になるように全力を尽くしたいと思います」と気を引き締めた。