名古屋各局のニュース番組が河村市長の“蛮行”を非難「きさくさをはき違えた」

非難続々の河村市長

ソフトボール日本代表・後藤希友投手(20)の金メダルをかじった河村たかし名古屋市長(72)が大ピンチだ。地元・名古屋のテレビ各局は夕方のニュース番組でこの話題を大きく取り上げ、河村市長に厳しいコメントを浴びせた。

CBCテレビ「チャント!」の大石邦彦アンカーマンは「河村市長のキャッチフレーズは『きさくな72歳』なんですね。『きさくさ』が市長の最大の武器。これまで他の政治家の方と同じような言動をしたとしても市長のあのキャラだから許されるということが何回もありました。しかし今回だけはその『きさくさ』を完全にはき違えてしまいましたね」とバッサリ。

また東海テレビ「ニュースOne」の高井一アナウンサーは「トヨタ自動車からも抗議が来ていましたが選手に対する敬意が感じられない行為ですよね。市長にはしっかり反省してもらわないと困ります。メダルは選手の努力の結晶です。後藤選手が本当に気の毒だと思いました」と河村市長の“愚行”を非難した。

メ~テレ「アップ!」の佐藤裕二アナウンサーも「なぜこういうことをしてしまうんだという感じですが…。新型コロナに関係なく見ていて非常に嫌な気持ちになります」としたうえで「半年後には(冬季)北京オリンピックもあります。名古屋市からのメダリストも大いに期待されています。今回のことをぜひ次に生かしていただきたいと思います」と河村市長に猛省を促した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社