バルセロナは５日に声明で、新契約を履行できずアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ退団を電撃発表した。
メッシがバルセロナと5年契約延長で口頭合意！年棒は50％の大幅カットに
34歳メッシは6月30日に契約満了となり7月からフリーエージェントとなっていたが、バルサと年棒50％減額の５年契約で概ね合意に達する。ところがこのオファーは、「ラ・リーガ規定による財政的・構造的な障害」により実現できず、クラブは声明でメッシの電撃退団を伝えた。「バルセロナとメッシは、新契約を結ぶ事で合意に達する明確な意思があった。にも関わらず、ラ・リーガ規定により実現不可能となった。この結果、メッシはバルサに残らない事となった。両者とも、最終席に希望が叶わなかった事を残念に思う。私たちはクラブの発展に貢献したメッシに心から感謝を示し、将来の成功を願っている」。
ラ・リーガのサラリー上限はクラブの財務状況に基づいて算出され、ペナルティを避けるために上限を守らなければならない。バルサはコロナウイルスの経済的圧迫により、新シーズンの予算を大きく減らしていた。またメッシのプレー先にはマンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンが挙げられており、両クラブは交渉を行う方針だ。
