男子テニスのシティ・オープン3回戦(2日=日本時間3日、米ワシントン)、世界ランキング67位の錦織圭(31=日清食品)が第7シードの同29位キャメロン・ノーリー(英国)に3―6、6―3、6―3で逆転勝利。準々決勝に駒を進めた。
東京五輪終了後からわずか5日後にツアー参加というハードスケジュールにも、好調をキープしている。第1セットを落とした錦織だったが、第2セットでは第8ゲームをブレークしたのを機にセットを奪い返す。最終第3セットでも立て続けにブレークに成功して、2時間9分でベスト8入りを決めた。
準々決勝では3回戦でラファエル・ナダル(スペイン)を撃破したロイド・ハリス(南アフリカ)と対戦する。錦織は今年3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の準々決勝でハリスにフルセットで敗れている。リベンジに成功し、2019年1月のブリスベン国際以来、約2年半ぶりとなるツアー優勝に前進できるか注目だ。