【レスリング】川井梨紗子 五輪連覇までの〝重圧〟告白「毎年苦しくて、毎年大変な思いだった」

五輪連覇を果たした川井梨紗子 

東京五輪・レスリング女子57キロ級で金メダルを獲得した川井梨紗子(26=ジャパンビバレッジ)が6日、一夜明け会見に応じ「今朝起きてメダルを見て改めて重たいなと。金メダルを取れてよかったなと思った」と笑顔を見せた。

リオ五輪の63キロ級に続き、2大会連続の金メダル。「重量感もすごいし、表彰式でメダルをもらったときに、リオからの5年を思い返して、本当にいろんなことがあった。その結果が今日(5日の決勝)につながって、よかった。5年間のいろんなものが詰まっている重みだなと思った」と振り返った。

五輪女王にしか分からないプレッシャー。数々の重圧と戦ってきた。「毎年毎年世界選手権だったりとか、妹の友香子(62キロ級金メダル)と一緒に東京五輪に出るという目標を掲げてきたので、毎年苦しくて、毎年大変な思いをして、やっとここまできた。表彰式後には2人でメダルを並べて写真を撮ったりして『ずっと言い続けた夢が現実になって本当によかったね』って話をした」と感慨深げに語った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社