伊野尾慧&神宮寺勇太「准教授・高槻彰良の推察」、志田未来と温水洋一が出演する初回は“コックリさん”騒動の謎を追う!

フジテレビ系では8月7日に「東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察」(土曜午後11:40)がスタート。放送を目前に控え、初回に登場する志田未来と温水洋一が、撮影のエピソードや見どころを語った。

ドラマは、完全記憶力という“異能”を持つ民俗学の准教授・高槻彰良(伊野尾慧)と、人のうそが分かるようになってしまったがゆえに、“孤独”を抱える大学生・深町尚哉(神宮寺勇太)が、さまざまな怪異事件の謎解きを通じて、人とつながることの大切さを描いたヒューマンミステリー。

過去の怪異体験から、人のうそがゆがんで聞こえるようになってしまった尚哉は、なんとなく受講した民俗学の講義で、完全記憶力を持ち、怪異現象にしか興味のない准教授・高槻と出会う。変わり者だが言葉にうそがない高槻に、尚哉は興味を持つ。そんな中、近所の小学校のあるクラスで“コックリさん”を巡る怪異事件が発生。担任の平原まりか(志田)と副校長の真鍋和夫(温水)が困り果てる中、尚哉はなぜか高槻と助手の生方瑠衣子(岡田結実)と共にその謎を追うことになる。

そんなエピソードの撮影は、5月に関東近郊の旧小学校で行われた。撮影日の前日に28歳になった志田は、以前から「好きな物の第1位がツナ缶、第2位がスイカ」と公言していたようで、それを知ったスタッフが“好きな物セット”を用意。撮影前にサプライズでプレゼントした。

志田は「数日のゲスト出演なのに、誕生日をお祝いしてもらえるなんて、本当にすごくうれしかったです! 以前、誕生日に、ケーキじゃなくてスイカにロウソクを立ててお祝いしてもらったこともあるぐらい、子どもの頃からスイカが好きです。実はツナ缶を誕生日にいただくことは結構あったのですが、スイカまでいただけることなんて今までなかったので、一生の思い出に残る誕生日になりました!」と喜んだ。

また、「何よりうれしいのは、連ドラの1話のゲストとして呼んでいただけること。それはスタッフの方に『安心して任せるからね!』と言ってもらっているような気がして、すごく光栄なことなのでうれしさもあるのですが、その分『自分がいただいた役をしっかり全うしなきゃ』というプレッシャーもあります」と心境を明かす。

そして、今回の役柄については「先生役は初めてで『自分も先生役ができる年になったんだ!』という驚きがありましたが、『生徒役はどんな方なんだろう?』とドキドキもしました。というのも私自身がまだ学生に見える部分があると思っているので、『ちゃんと先生に見えるかな?』と不安が少しありました」と新鮮に受け止めている。

ちなみに、本作の“異能を持つ凸凹バディ”にかけて、自身の“人より優れた才能”を聞いてみると「家を出るまでがすごく早いです。目覚ましのアラームが鳴ってから10分後にはもう家を出ることができます。一応、前の晩に出かける準備はしておきますが、それは私が几帳面だからということではなく、朝が弱いので、二度寝しちゃったりとかが怖くて…時間って、あっという間に経ってしまったりしますよね。だから、ササッと家を出られるように、しっかり準備して寝るようにしています」と語った。

最後に「 私が演じる平原まりかは、この作品の中ではリアリティーがあり、共感していただきやすい役なのかなと思っています。(高槻の)異能だったり(尚哉の)うその言葉がゆがんで聞こえるというファンタジーの中でも、リアルに感じていただけるように意識して演じているので、ぜひ注目して見ていただけるとうれしいです!」とアピールしている。

一方、怪しい雰囲気の副校長・真鍋に扮(ふん)する温水は「これまで普通の先生や学年主任などは演じたことがありましたが、副校長は初めてですね。衣装合わせの時に監督がおっしゃっていたのは、ドラマを見ている人に『この人(真鍋)も、この学校も何か怪しい』と思わせたいということ。なので、高槻と尚哉を校門で迎える真鍋の態度や、5年2組の教室まで廊下を歩きながら案内するシーンでは、照明も怪しげな雰囲気で『とんでもないところに来たな』という、ちょっとした恐怖感を感じてもらえると思いますよ」と報告。

加えて「高槻と尚哉は本当に面白いコンビだし、第1話の最後に意味深なセリフもあり、そういう終わり方も楽しみだし、スリリングな展開にコメディーの要素も少しあります。監督もしっかり時間をかけて撮影している骨太なドラマ。その記念すべき第1話に出演します。『この人にも何か謎がある?』とか『ひょっとしたら今後も出てくる!?』なんて思うような怪しい雰囲気で出ています(笑)。楽しみにしていてください!」とメッセージを寄せている。

© 株式会社東京ニュース通信社