移動式雑貨屋「クレイジーチッパカンパニー」が主催するマーケットが7月31日、上越市鴨島3の菓心亭かまだ従業員駐車場で開かれた。同店オリジナルデザインの商品やアメリカンポップな雑貨など、個性豊かなラインアップで来客を出迎えた。
店長は上越市の田中千春さん(30)。都内の専門学校でデザインを学び、デザイン会社や有名雑貨店での勤務を経て今年1月に帰郷。雑貨店経営の夢をかなえるため、5月に同店をグランドオープンした。
平日は高田や直江津の朝市、週末や祝日はフリーマーケットや商業施設などを中心に出店。その取り組みが縁となり、地元商店とのコラボ商品の実現、ハンドメード作家の作品委託販売など、地域を巻き込みつながりを広げている。
この日は同店初の自主企画イベント。ゲストのSmileBalloon・KUMAさんがバルーンアートを披露した他、就労継続支援A型事業所「self―A・つばさ上越」の利用者らが販売や駐車場への誘導を手伝った。同事業所の岩下宏さんは「今後は商品提供など協力し、利用者の光るスキルを生かせたら」と話していた。
田中さんは「開店以来、さまざまな人の声を受けつつ、がむしゃらにやってきた。今後はお店を集めつつマーケットを定期的に開けたら。ゆくゆくは新潟市をはじめ県内全域にも進出したい」と意欲を語っていた。
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