小山田圭吾 フジロック出演中止で表舞台から〝抹殺〟 「当然」「五輪とは別もの」の声

小山田のフジロック出演はキャンセルに

〝いじめ問題〟で東京五輪開会式の音楽担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾(52)が野外イベント「FUJI ROCK FESTIVAL’21」(20~22日、新潟・苗場スキー場)の出演を見送ることが6日、公式サイトで発表された。

小山田はソロプロジェクト「CORNELIUS」、所属バンド「METAFIVE」のメンバーとして出演予定だった。CORNELIUSは出演中止、METAFIVEはメンバーを変更し、砂原良徳とLEO今井に、永井聖一、白根賢一をサポートメンバーに迎えた特別編成で出演する。

小山田をめぐっては、五輪開会式の音楽担当を務めることが発表された矢先に、カルチャー誌「ロッキング・オン・ジャパン」(1994年1月号)、「クイック・ジャパン」(95年3号)で告白していた過去の障がい者いじめがクローズアップされ、大炎上。小山田は先月19日に音楽担当を辞任した。

影響は五輪だけに留まらず、METAFIVEの新アルバム白紙、InterFMのレギュラー番組は中止に。小山田が楽曲制作していたEテレ「デザインあ」なども放送を見合わせている。

フジロックの出演取り止めで、小山田は事実上、表舞台から〝抹殺〟されたカタチ。ネット上では「当然」「むしろ発表が遅い」というものから「五輪とフジロックは別もの」といった声が飛んでいる。

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