米国マットで活躍 「ミッドナイトエクスプレス」ボビー・イートンさん死去 フレアーら追悼

NWA世界タッグ王者の「ミッドナイト・エキスプレス」ボビー・イートン(左)とデニス・コンドリー

米国の名ユニット「ミッドナイトエクスプレス」で活躍した元プロレスラーのボビー・イートンさんが、4日に死去した。5日(日本時間6日)にWWEの公式サイトなどが発表した。62歳だった。死因は未発表。

アラバマ州出身のイートンさんは1980年代に悪党チーム「ミッドナイトエクスプレス」の一員として米マットで大暴れ。ロックロールエクスプレスやザ・ロード・ウォリアーズと抗争を展開した。ユニット解散後の90年代には来日し、新日本プロレスにも参戦していた。

名レスラーを失った米マット界は、次々に追悼コメントを発表。〝狂乱の貴公子〟リック・フレアーはSNSに、イートンさんと対戦している画像とともに「私の親友の一人であり、史上最高の一人であるボビー・イートンが亡くなった聞いて、悲しい。安らかに眠ってほしい」と投稿した。

WWEのエッジもツイッターで「彼がリングの中でどれほど特別だったかを理解してほしい。リングの外でも彼は良い人だった」と追悼。〝キング〟ジェリー・ローラーやレックス・ルーガー、ジム・ロス氏、エリック・ビショフ氏らレジェンドからサモア・ジョー、シェルトン・ベンジャミンら現役レスラー、米AEWまで哀悼の意を表した。

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