快挙達成だ。東京五輪のバスケットボール女子準決勝(6日・さいたまスーパーアリーナ)、世界ランキング10位の日本は、同5位のフランスに87―71で勝利。初の決勝進出を決め、日本バスケットボールの歴史に新たな1ページを刻んだ。
第1クオーター(Q)は14―22とリードを奪われたが、第2Qはポイントガードの町田瑠唯(富士通)が攻撃の起点として躍動。前半だけで9アシストを挙げるなど、流れを引き寄せ、41―34と逆転に成功した。第3Qは林咲希(ENEOS)の3点シュートなどで得点を重ね、68―50とリードを広げる。最終第4Qに入っても攻撃を緩めることなく、リードを守り抜いた。
また、町田は1試合18アシストをマークし、五輪記録を更新。162センチの司令塔が最高のパフォーマンスを見せた。