〈上越市議補選〉若者の夢かなう上越に 木南氏が出馬表明

 今秋の上越市長選(10月24日告示、31日投開票)と同一日程で行われる上越市議会議員補欠選挙に向け、同市港町1の元中学校教諭、木南和也氏(42)が6日、出馬の意向を表明。キャリア教育の重要性を強調しつつ、「若者たちに、この上越で夢をかなえさせてあげたい」と語った。

 同日、市役所記者クラブで会見した。木南氏は教職に従事する中で、昨年度から上越教育大大学院(専門職学位課程)に派遣された。学びながら地元で暮らす中で地域課題に危機感を抱き、「上越を何とかしたい」と思い立ったという。

 今後は地元の直江津地区に事務所を構え、無所属で選挙戦に臨む考え。「教育の現場で進路指導やキャリア教育に携わってきた。一人でも多くの子どもたちが地元で夢をかなえられるような環境づくりを、市政の部分でも」と意気込んだ。

 高田高、法政大を経て同大大学院に進んだ。県内中学校に勤務し、市議補選に向け6月末で教職を辞した。

木南和也氏

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