【東京五輪・野球】ドミニカ共和国が銅メダル 韓国を10―6で撃破

銅メダルを獲得し喜び合うドミニカチーム(ロイター)

東京五輪の野球・3位決定戦のドミニカ共和国―韓国戦(横浜)が行われ、10―6でドミニカ共和国が勝利し銅メダルを獲得した。ドミニカ共和国は投打がかみ合った。先発は元中日のバルデスで4回0/3を9安打5失点だった。

カスティーヨ、アルバレス、マリニエスとつなぎ、5番手のC・C・メルセデス投手(27=巨人)が3回1/3を無失点の好投。打線は初回一死三塁でロドリゲスが1号2ラン、続く元巨人のフランシスコの2号ソロなどで4点を先制した。

しかし、2―5の5回に投手陣が4安打4失点して逆転を許す。それでも5―6の8回に韓国6番手の元阪神・呉昇桓を攻略した。相手バッテリーのミスで同点に追いついた直後の8回一死二、三塁でフランシスコが勝ち越しの2点適時打を放った。

なおも一死二塁でミエセスが2号2ランを打ち、試合を決定付けた。韓国は呉昇桓が誤算だった。1点差の8回に登板するも1/3を4安打5失点と大炎上し、負け投手となった。2008年の北京五輪で金メダルを獲得した韓国がメダルなしに終わった。

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