【侍ジャパン】開幕投手の山本由伸が6回無失点の好投 元巨人フランシスコ併殺で危機乗り切る

6回無失点と好投した山本由伸

落ち着いた投球を披露した。東京五輪の野球オープニングラウンドの初戦・ドミニカ共和国戦(福島)が28日に行われ、山本由伸投手(22=オリックス)が先発。6回を投げて被安打2、与四死球2で無失点の好投を見せた。

立ち上がりは安定しなかった。初回一死でロドリゲスに中前打を許した。続くバティスタに死球を当て一死一、二塁のピンチを招いた。続く元巨人のフランシスコにはフルカウントまで粘られたものの併殺に仕留め、無失点で切り抜けた。

2回は三者凡退。3回は先頭・バレリオに右前打され、一死後にボニファシオに四球を与えるなどして二死三塁と再びピンチを招いたが、バティスタを右飛に打ち取った。4回以降は投球が安定し、5回二死のヌネスから4者連続三振とした。

五輪の開幕投手を任された山本。尻上がりに調子を上げて4回以降は一人の走者も出さず、6回88球で交代した。

しかし7回から2番手で登板した青柳(阪神)が3安打で2点を先制されてしまった。

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