巨人・原監督がドミニカ代表・メルセデスを称賛も「疲れたとは言わせないよ?」とニヤリ

日本ハムとのエキシビションマッチで函館に来た巨人・原監督

巨人の原辰徳監督(63)が7日に、東京五輪、ドミニカ代表の銅メダル獲得に大きく貢献したC・C・メルセデス投手(27)をたたえた。

この日行われた韓国との3位決定戦で、メルセデスは同点で迎えた5回二死一、二塁の場面で5番手として登板した。中3日での登板となったが、9回途中まで投げ4安打無失点と好投すると、8回には打線が爆発し一挙5得点で逆転。同国の野球では初となるメダル獲得の快挙を成し遂げた。

原監督も、ドミニカの銅メダル獲得の報を聞き「(代表に)C・Cが入っているというのはね、まあまあ悪いニュースではないよね。多分、ドミニカも狂喜乱舞でしょう」と喜びの一言。登板間隔が短い中での奮投にも「頑張ったねえ…。一番頑張ったんじゃない? やっぱりリズムがいいからね」と手放しに誉める一方で、チームに帰還後の対応については「疲れたとは言わせないよ?」と、〝原節〟でイジってみせた。

チーム合流後の予定は、投手コーチらと相談の上決定される見込み。ともあれ、五輪で得た自信を励みに、後半戦は更なる飛躍を遂げていくはずだ。

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