「このシーン最高!」 侍Jに示した米国代表“敬意の行動”に感動「スポーツの美しさ」

米国代表の選手、コーチと握手する侍ジャパン・鈴木誠也【写真:Getty Images】

激戦の後に感動的な光景「互いにリスペクトがあってこそ良い試合になる」

■日本 2ー0 米国(7日・決勝・横浜)

東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」は7日、横浜スタジアムで行われた米国との決勝に2-0で勝ち、悲願の金メダルを手にした。手に汗握る接戦を終え、米国代表の選手、監督は侍ジャパンのもとに歩み寄り、敬意を示す握手。五輪の精神を体現した感動的な光景に、ファンからは「このシーン最高!」「試合後はお互いの健闘をたたえるスポーツの美しさ」と称賛の声が上がった。

どっちに転んでもおかしくない試合だった。先発の森下暢仁投手(広島)が5回3安打無失点。その快投に応えるように、3回には村上宗隆内野手(ヤクルト)がバックスクリーン左へ飛び込む先制ソロを放った。8回には相手ミスにも乗じて1点を追加して逃げ切った。米国もチャンスは作りながら一歩及ばず。試合後には、日本側に歩み寄って握手を交わす場面も。稲葉監督とソーシア監督も指揮官同士で労った。

WBSC(世界野球ソフトボール連盟)の公式ツイッターが「リスペクト。フレンドシップ。オリンピック」とのメッセージを添え、その場面の写真を公開。ファンからは「互いにリスペクトがあってこそ良い試合になる」「ええシーンや!」「野球を愛する監督同士の素晴らしい場面」などとコメントが並んでいた。

【実際の写真を見る】侍ジャパンに敗れた米国代表が示した“敬意の行為”

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(Full-Count編集部)

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