全中で活躍期す 村山市長訪ね決意披露 今月中旬から関東地方で

 関東地方で今月中旬から行われる全国中学校体育大会に出場する上越市内の選手10人(2人欠席)が6日、市役所に村山秀幸市長を表敬訪問し、全国舞台での活躍を誓った。

 競技は陸上、柔道、相撲、体操の選手たちで、県大会や北信越大会で優勝または上位に入り、出場権を得た。それぞれ「100メートルで10秒台を目指してメダルを取りたい」「自分の力を信じ、優勝目指して頑張る」「チームのリーダーとして堂々とした演技をしたい」などと口々に抱負を話した。

 上越市中学校体育連盟の相澤顕会長(直江津東中校長)は「練習環境がきちんと取れない中、一生懸命に頑張ってくれた。上越の宝である。全国大会でも活躍してくれると思っている」と期待を込めて紹介した。

 村山市長は開会中の東京オリンピックを例に「スポーツが与えてくれる力は大きい」とし、「頑張ってきた成果を発揮して、自分自身納得する大会に、記憶に残る大会にしてほしい」と激励した。

村山市長を表敬訪問し、全中への目標や決意を披露した上越市内の出場選手たち

 ◇陸上競技

 ▽男子100メートル・三浦朋来(板倉3年) 公認の10秒台を出して決勝に進出し、メダルを取りたい。(17~20日、茨城・ひたちなか市笠松運動公園陸上競技場)

 ◇柔道

 ▽男子73キロ級・牛木利幸(直江津東3年) 県、北信越大会では悔しい思いをしたので、全国大会では自分の力を信じ、得意の内股で一本を取って、優勝目指して頑張る。

 ▽女子52キロ級・横田葵(城西2年) 2年生で出場できるので、一戦一戦を大事に、一つでも多く取ってきたい。

 ▽女子57キロ級・羽根田絢音(直江津東3年) 一戦一戦全力で、悔いの残らない戦いをしてベスト8に入れるよう頑張りたい。(22~25日、群馬・前橋市ALSOKぐんまアリーナ)

 ◇相撲

 ▽男子85キロ以上・内山龍之介(城西3年) 残り期間しっかりと練習して、全力を出して、ベスト8以上を目指して頑張る。(21・22日、東京・立川市アリーナ立川立飛)

 ◇体操

 ▽男子団体、個人・浅田爽汰(大潟町3年) チームのリーダーとして引っ張っていけるような堂々とした演技をしたい。

 青木凜平(同2年) チームのみんなに迷惑を掛けないよう、ミスなく精いっぱい演技をしたい。

 髙橋颯哉(同2年) 悔いなく演技をして、チームのために0・1でも多くの点数を取りたい。

 他に、植木咲陽(同1年)永吉叶人(同1年)(19~21日、神奈川・藤沢市県立スポーツセンター)

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