耕作放棄地彩る大輪のヒマワリ 15日ごろまで見頃 板倉区上久々野の住民ら有志

 板倉区上久々野の耕作放棄地に植えられたヒマワリが見頃を迎えている。同所の住民ら有志でつくる「うつぎ会」が植えたもので、2年目の今年は3アールの広さに咲き誇る。15日ごろまで黄色い大輪の花が見られるという。

草刈りに参加した会員とヒマワリ畑。この日はよく晴れ、高田平野から日本海までが見渡せた(7日午前11時20分ごろ)

 同会は過疎化が進む地域で景観植物を育て、憩いの場にしようと活動している。ヒマワリは昨年の反省を生かし、より手入れのしやすい場所へ6月に種をまいた。7日は会員7人が草刈りを行い、一面に咲いた様子を満足げに眺めた。

 丸山晃一会長は「何とかここまで育てることができた。近くには池もあるので、いずれはくつろげる公園のようにできれば」と今後を見据えた。

 場所は上久々野集落開発センターそば、消防小屋の裏手。上越妙高駅から車で約20分。

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