直江津プライド2021がツアー 「うみまち」会場巡る  知られざるアート再発見

 上越市のまちづくり活動団体「直江津プライド2021」(磯田一裕代表)は8、9月に4回、「直江津・まちなか これもアートか?まち歩きツアー」を実施している。「なおえつ うみまちアート」と連動し、アートという切り口で直江津を歩くツアー。7日に初回が行われた。

 直江津ショッピングセンターエルマールを発着点に、うみまちアートの4会場を巡り、途中でガイドを務める磯田代表が「前々から気になっていた」という、アートを感じさせるスポットを見学した。

「八」の字がハトの形になっている府中八幡宮の額。空海の筆と伝わる

 初回は5人が参加。府中八幡宮の「八」の字がハトの形になっている額や、同市立水族博物館「うみがたり」前の〝上越一スタイリッシュな公衆トイレ〟、八坂神社に残る北前船の名残、天王川の裏道に架かる多数の橋など、知られざるアートを楽しんだ。

 ツアー後半になると、参加者はレンガ壁に伝って生える草の形などにもアートを見いだし、「何でもアートに見えてきた」と笑顔。同市五智2の吉﨑正敏さん(64)は「普段通っていても気付かないことが発見できて良かった。面白かった」と話した。

 今後は28日と9月4、18日に行われる。午前10時エルマール集合。参加費は1000円(小学生500円)。申し込みは実施日の3日前までに磯田さん(ファクス025・543・6226、電子メールtiikiken@gmail.com)へ。

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