【五輪閉会式】マラソン表彰式 ネットでは「河村たかし市長乱入でメダル噛みつく演出なら神」の皮肉

閉会式での表彰式でメダルを受け取ったマラソン代表の(左から)ネゲーエ、キプチョゲ、アブディ(代表撮影)

東京五輪・閉会式(8日、国立競技場)で男女マラソンの表彰式が行われた。

男女計6選手は表彰台に立ち、メダルを授与されると感無量の表情。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長、世界陸連(WA)のセバスチャン・コー会長がプレゼンター役として登場したが、ネットでは意外な人物が熱烈な〝オファー〟を受けていた。ソフトボール女子の後藤希友投手(トヨタ自動車)から表敬訪問を受けた際に金メダルをかじって大批判を浴びている名古屋市の河村たかし市長(72)だ。

閉会式スタート前からSNSではさまざまなタレントの登場を期待する声があったが、中でも河村市長の待望論が続出。マラソン表彰式が始まると、ネットでは「河村市長、サプライズ登場でメダル噛みつきか」「河村乱入でメダルに噛みつく演出なら神認定」などと〝悪ノリ〟が目立った。

すでに多数の元アスリートは河村市長の行為を非難。後藤投手が所属するトヨタ自動車も遺憾の意を表明し、大会組織委は完全ノーコメントを貫くなど風当たりは強いが、捨てる神あれば拾う神ありということか。

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