【東京五輪】“48時間ルール” なのに…なぜ閉会式に出れるの? 組織委が「特例」を説明

閉会式も終えた東京五輪

東京五輪・パラリンピック組織委員会の高谷正哲スポークスパーソン(43)が8日、報道陣の取材に応じ〝48時間ルール〟について言及した。

この日行われた閉会式には、選手団から約4500人が参加。新型コロナウイルス感染症対策として、選手団は競技終了後48時間以内に選手村を出るルールが設けられている。そのため、野球、女子バスケットボール、ボクシング、レスリングらの大会後半に実施された競技団体が中心となっているが、自身の競技終了後から48時間以上経っているのにもかかわらず、閉会式に参加している選手も見受けられた。

この件を高谷スポークスパーソンは「48時間ルールは当然あるが(飛行機の)フライトがないなどの場合は、48時間を超えても選手村にいるケースがある」とした上で「競技によっては敗退後も他の選手の練習パートナーとして残ることもある。その場合は個別で対応しており、それらの選手が閉会式に参加していた」と説明した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社