台風9号は温帯低気圧に　島根県島後で50年に一度の記録的な大雨　土砂災害など厳重警戒

　台風9号は9日（月）午前9時、中国地方で温帯低気圧に変わったが、周辺には依然として発達した雨雲があり大雨となっている所がある。

　気象庁は9日（月）午前10時、島根県の島後（どうご）で「50年に一度の記録的な大雨となっているところがある」と発表した。島根県の隠岐諸島では、大雨による災害発生の危険度が高まっている所がある。

　台風から変わった低気圧の影響で、島根県では引き続き9日（月）昼前にかけて、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る見込み。土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。災害発生の危険度を確認し、今いる場所の危険性を確認するなど身を守る行動が必要となる。