巨人の吉川尚輝内野手(26)が左手中指骨折から実戦復帰後、初安打を放った。
イースタン・リーグ、ヤクルト戦(9日、ジャイアンツ球場)に「1番・二塁」で出場した吉川は3回の第2打席でかつての同僚・田口の142キロ直球を右中間へ弾き返した。俊足を飛ばして二塁へ到達すると笑顔を見せた。
打率3割1分2厘と好調だった吉川は6月10日のオリックス戦(京セラドーム)で死球を受け左手中指を骨折。リハビリを経て7日、早大との練習試合で復帰すると5打数無安打3三振。原監督から「3三振とはどういうことだ!」と期待するがゆえのゲキを飛ばされていた。
「まずしっかりアピールしたい」と話していた吉川が順調に調子を上げている。