【クラスターC】JRAリュウノユキナが3馬身差V 鞍上・柴田善は日連続の重賞制覇

クラスターCを勝ったリュウノユキナ

盛岡競馬場で9日に行われたJpnⅢクラスターカップ(ダート1200メートル)は直線最内を突いたJRAリュウノユキナ(牡6・小野)が3馬身差Vを飾った。勝ち時計1分11秒1(良)。鞍上の柴田善は新潟競馬のGⅢレパードSに続く2日連続の重賞制覇。

道中は前でやり合う先行勢を見ながらインで脚をためて、直線ではゴーサインに即座に反応する完勝劇。「前のレースを見て、内はそれほど(砂が)深くない」と読んだ鞍上の好ジャッジでタイトルをもぎ取った。

「最近はうまくコンタクトを取れるようになった。悪いところを立て直して秋に向かいたい」と決意表明した柴田善。今後は状態を見て東京盃(10月6日=大井1200メートル)を挟むか、JBCスプリント(11月3日=金沢1400メートル)に直行するかを決める予定。

2着=サイクロトロン・松山騎手「道中はリラックスしていい形でした。今日は勝った馬が強かった」

3着=ヒロシゲゴールド・幸騎手「3~4角で砂をかぶった時に嫌がっていましたが、直線に出したらもうひと伸びしてくれました」

4着=ジャスティン・坂井騎手「最後は脚があがってしまいました。落鉄もあったので、その影響もあったのかも」

5着=マテラスカイ・武豊騎手「4コーナーで息が苦しくなって…。若干太めがあったのかもしれませんね」

© 株式会社東京スポーツ新聞社