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新日本プロレス8日後楽園大会「SUPER Jr.TAG LEAGUE」公式戦で、大会4連覇を狙ったYOH(33)、SHO(31)の「3K」が田口隆祐(42)、マスター・ワト(24)組に敗北。屈辱の開幕3連敗で早々に敗退が決定した。
連敗発進とあとがない3Kは、同じく2敗の田口組とのサバイバルマッチに臨んだ。ダブルジャンピングニーを田口に決めて必殺の合体技「3K」を狙ったが、これを阻止されるとYOHがヒップアタックを浴びて形勢逆転を許してしまう。
さらにワトの鉄柱超えトぺ・コンヒーロでダメージを負ったYOHは、エルボーの応酬からトラースキック、ジャーマンで反撃を試みる。だが、DIRECT DRIVE(旋回式ダブルアームDDT)が不発に終わると再び劣勢に。最後は田口のどどんからワトのRPP(変型セントーン)で圧殺され、3カウントを奪われた。
同大会3連覇中とリーグ戦では無類の強さを誇ってきた前年度覇者が、まさかの開幕3連敗で最速敗退。悪夢のような展開にSHOは「起きてしまった過去は変えられない。だからこそ、俺たちにできることは今をどう生きるかだ。まだ公式戦は残ってる。まだ諦めないぞ」と気持ちを切り替えたが、3敗全てを喫したYOHのスランプは深刻だ。「何かさあ、負けても悔しさが…悔しさがさぁ、こみ上げてこないっていうか、それよりも、何か沸き上がってこなくて、何か違うんだよ。何かいつもと…何か違って…それが分かんなくてさぁ。ホントにさ、ごめんね。ホントにさ、なんか良くさぁ…分かんねえんだよ」と、聞いてる側もホントによく分からないコメントを残し、失意のまま控室へ消えていった。