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長崎県長崎市の爆心地公園では「若者・高校生早朝集会」があり、高校生1万人署名活動に取り組む高校生らが原爆落下中心地碑を囲む「人間の鎖」をつくって、核兵器廃絶と世界平和の実現への思いを表現した。
全国各地の高校生ら約75人が参加。碑に献花し、鎮西学院高2年の富﨑莉早さん(17)が「私たち高校生が次の世代にバトンをつないでいく」と決意表明した。参加者は手袋を着け、隣と間隔を空けてリボンをつなぎ「鎖」を完成させた。
「被爆者の高齢化が進む中で、活動の意義は大きくなっている」と平和宣言。大分県立大分商業高2年の一宮そらさん(17)は「継承するためには試行錯誤を重ね、粘り強く活動することが大切」と話した。