鷹・栗原が〝凱旋試合〟で一発!二軍戦にフル出場して5打席「プラスになった」

栗原陵矢

東京五輪・野球代表で金メダルを獲得したソフトバンク・栗原陵矢捕手が10日、ウエスタン・阪神戦(タマスタ筑後)にスタメン出場した。

東京五輪での打席は2日のアメリカ戦(横浜)で決めた値千金の代打バントのみ。「不安はある。練習していてもあまり動けていなかった。打撃もひどかったのでしっかり(練習を)しないといけない」。少しでも実戦感覚を取り戻すために1番打者としてフル出場した。

5回の第3打席では右翼スタンドへの一発を放った。結果については「たまたまです。まだまだ打席の感覚は鈍いかなと思う」。

それでも後半戦に向けて5打席に立つことができたことについて「(打席に立てたことは)プラスになった。まだ足りないところがはっきり出たので良かった」と手応えを口にした。

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