KOPW保持者のチェーズ・オーエンズ(31)が、9月4日メットライフドーム大会での矢野通(43)との争奪戦のルールとして「テキサス・ストラップ・デスマッチ」を提案した。
オーエンズは10日の横浜武道館大会で、6人タッグマッチで矢野と激突。互いに外したコーナーパッドを巡って心理戦を展開し、最後はタイガーマスクをパッケージドライバーで沈めて貫禄を示した。
さらに試合後のリング上で矢野に急所攻撃を浴びせたオーエンズは、おもむろに長いストラップを手にして殴打を繰り返した。今回の争奪戦を前に、矢野からはマイクを通して「アイ・クイット」と言った方が敗者となる「アイ・クイット・マッチ」を提案されていたが、オーエンズは対案として「テキサス・ストラップ・マッチ」を提出。今年2月大阪城大会では「YTR式テキサス・ストラップ・マッチ」で敗れた因縁深いルールだ。
「もう1回だ。前回は運よく切り抜けたようだが、今回は同じようにいかないぞ。9・4メットライフドームでもう一度やってやろうじゃねえか、馬鹿野郎。2度目のテキサス・ストラップ・マッチだ」と豪語していた。