新田原基地飛行回数1.5倍可能性 F35B配備計画

 航空自衛隊新田原基地(新富町)に国が最新鋭ステルス戦闘機F35Bの配備を計画している問題で、防衛省九州防衛局がF35B配備後の同基地の飛行回数が現状の約1.5倍となる可能性があることを新富町に伝えたことが10日、分かった。国は1個飛行隊約20機を配備する計画で、同基地の戦闘機数が約40機から約60機に増えることから、「規模感」として示した。飛行ルートについては「変更の計画はない」と伝えた一方、騒音対策は具体的な言及はなく、今後の同省の対応が注目される。

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