MLB公式サイトがプレーオフ進出ランキング発表 エンゼルスのランキングが7位と高い理由

大谷翔平に期待がかかっている(ロイター=USA-TODAY)

米大リーグ機構(MLB)公式サイトは10日(日本時間11日)に米データサイトの「ファングラフス」が算出したプレーオフ(PO)進出確率を参考に、「強引なランキング」と称した独自の格付けを発表した。大谷翔平投手(27)が所属するエンゼルスは確率0・4%ながら7位とした。

POはア・リーグ、ナ・リーグとも5球団ずつ、計10球団が出場する。同サイトはまず、ファングラフスの確率で95%以上のホワイトソックス、ジャイアンツ、ドジャースと、0%のオリオールズやタイガースなど11球団、合計14球団を除外。残った16球団をランク付けした。

確率0・4%のエンゼルスのランキングが7位と高い理由はこうだ。「確率的にほとんどチャンスのないチームにとってとてつもなく高いランキング。しかしチーム力が最高潮に達し、大谷が健康を維持し、トラウトが復帰すればプレーオフ進出は起こりえる」

大谷を10月も見たいが、同サイトの期待は現実となるか。ちなみにア・リーグでエンゼルスよりランキング上位のチームは、3位のヤンキース(同確率49%)と4位のブルージェイズ(同47・8%)だけ。日本人選手の所属球団はダルビッシュ有投手(34)のパドレスが1位(同70・9%)、秋山翔吾外野手(33)のレッズは6位(同32・1%)、澤村湯拓一投手(33)のレッドソックスは8位(同71・5%)、菊池雄星投手(30)のマリナーズ14位(同1・3%)としていた。

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