<PR>株式会社HOPEF(しんきゅう青果店、新潟市)がクラウドファンディングを開始、「新潟県産フルーツをもっと全国の消費者に知ってもらいたい」

株式会社HOPEFの佐藤俊彦代表。福島県出身の妥当代表は、新潟でフルーツの移動式販売店「しんきゅう青果店」を営み、契約農家の採れたての果物を消費者に届けている

昨年3月に新潟で株式会社HOPEFを立ち上げ、フルーツの移動式販売店「しんきゅう青果店」を営んでいるのは福島県飯舘村出身の起業家、佐藤俊彦氏だ。佐藤氏の営む青果店では、契約農家の採れたての果物を、自らの手で消費者に届けていることが最大の売りだ。

その佐藤氏は今年8月、購入型のクラウドファンディングを開始した。返礼品には低額から高額まで選べるプランを用意し、多くの需要に応える構えだ。とくに、注目が集まりそうな返礼品は、コーヒー豆。「普段から日常的に取り扱っているぶどう、いちごなどの新潟県産果物のほかに、フルーツとして『果物に合うコーヒー』を返礼品に用意しました」と佐藤氏は話す。

新潟県産のフルーツ

まずは新潟の起点に青果事業を展開。いずれは福島県産フルーツも

福島県出身の佐藤氏は以前勤務していた福島県郡山市の会社に転職希望を出して5年前に新潟市に異動(前職の関係)してきた。「東日本大震災の影響で親戚が新潟に移住し、私も新潟市に移住した(当時、電気工事士)」と振り返る。さら続けて「30歳になる前に地元福島に貢献する事業を起こしたいと考え起業を決めた」と話していた。

佐藤氏は何故、福島ではなく、新潟の地で起業をしたのか。その理由について、「地元貢献を見据えて新潟の地で起業した。地元福島で活動するより『県外で福島県への想いを持って行動する』ことが、(将来、)より大きな力で福島に貢献できると思った。また(多くの地域があるなか、)新潟は『東北・関越・北陸・上信越』など様々な顔を持っているので、ここにポジションを取れば大きなヒントがあるかもしれないと感じた」と話していた。

起業に際し、地元福島県に貢献したいと考えていた佐藤氏は、新潟県と福島県に共通するものとして園芸作物(フルーツ)に着目した。「福島県でもフルーツは大変有力な園芸品目だが、新潟県も力強い印象があった」と佐藤氏は話す。まずは高品質のフルーツが多い新潟県で青果事業を軌道に乗せ、いずれ地元の福島県でも同様の事業を立ち上げることが目標だという。

「モノ売り」ではなく「コト売り」

しんきゅう青果店で扱う果物は、すべて佐藤氏自身の目利きで仕入れた逸品だ。佐藤氏自らが農園に出向き、生産者と対話、現場見学をした後に取り扱うかどうかを判断している。自らも果物が大好きという佐藤氏は、「新潟県産のフルーツはとても品質がよく、管理も徹底されいるものが多いと言う印象。こうした素晴らしい果物をもっと全国の消費者に知ってもらいたい」と話していた。

また佐藤氏は、「『モノ売り』ではなく『コト売り』を目指している」と話す。「消費者には、果物の生産過程や農家の想いも伝えたうえで、果物にまつわるバックボーンやストーリーと一緒に商品を売っていきたい。味以外の部分も含めて果物を楽しんでもらえる環境を用意したい」と語っていた。

農園を訪れる佐藤代表(写真右)

新潟県特産『ル・レクチェ』

新潟産フルーツを全国に発信するための様々な取り組み

現在、佐藤氏は主に移動式販売店を軸に新潟県内の顧客をターゲットにして事業を展開しているが、ターゲットを全国にまで拡大した取り組みも徐々に始めている。

その一つが、独自コミュニティでの情報発信だ。しんきゅう青果店では果物にまつわる独自の情報をLINEグループやFacebookのコミュニティ場で発信している。あえて独自のコミュニティで発信する理由として、「クローズドな環境で農家さんと顧客間の濃い繋がりを作り、より活発なコミュニケーションを狙っている」という。また顧客同士の口コミなども利用し農家のファン作りの場としても機能させていく予定だ。

これまで縁のなかった新潟の地で、着実に事業を拡大する“推進力”や、新たな取り組みを次々と行う“実行力”も佐藤氏が営む、しんきゅう青果店の魅力だ。その推進力や実行力を生かしながら、「これまで支え応援して下さった新潟の農家さんのためにも、また地元福島県への貢献を想い続け、これからも事業を続けていきたい」と抱負を述べていた。

【関連サイト】
東日本大震災をキッカケに新潟へ “よそ者”の僕が選んだのは『フルーツ』でした

新潟県が生んだイチゴ『越後姫』

新潟市西蒲区中之口のぶどう

本記事は、株式会社HOPEFの提供による記事広告です。

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