シントトロイデン・FW鈴木優磨の試合出場拒否が波紋! 指揮官もお手上げか

鈴木優磨

ベルギー1部シントトロイデンのFW鈴木優磨(25)が試合出場を拒否し、波紋を広げていると「Voteballbelgie」が報じている。

シントトロイデンは今季リーグ3試合で1勝1分け1敗でスタートした中、昨季はチームトップとなる17得点をマークした鈴木はここまで試合に出場していない。同メディアによると、ベルント・ホラーバッハ監督は「鈴木の状況について? おやおや(長いためらい)。彼はケガの後、再びトレーニングを行っているが、彼は試合に参加したくない。それについて私に何か言いたいか」と語ったという。

昨季に大活躍した鈴木は今夏の移籍をもくろみ、ドイツ1部ヘルタやイタリア1部ボローニャが関心を寄せたものの、クラブが設定した移籍金500万ユーロ(約6億5000万円)がネックとなり、正式オファーには至らなかった。最近になって同1部アンデルレヒトが興味を示していると報じられたが、具体的な動きはないという。

ホラーバッハ監督は「鈴木はSTVV(シントトロイデン)の従業員であり、契約を尊重しなければならない」と主張した一方で「彼は最近のシーズンでSTVVにとって重要な選手だったが、彼は早くクラブを去りたいのだろう。もう後戻りはできない」と指摘し、あきらめムード。果たして鈴木はどこに向かうのだろうか。

© 株式会社東京スポーツ新聞社