大仁田厚と〝令和の邪道娘〟鈴季すずが電流爆破マッチで初共闘

初のタッグ結成が決まった大仁田厚(左)と鈴季すず

邪道・大仁田厚(63)が11日、〝令和の邪道娘〟こと女子プロレス「アイスリボン」の鈴季すず(18)と電流爆破デスマッチで初タッグを組むと発表した。

FMW―E旗揚げ第3戦(9月12日、神奈川・鶴見青果市場)のメインで大仁田、鈴季組は、アブドーラ小林、世羅りさ組との男女混合電流爆破マッチで対戦する。

鈴季が「大仁田さんの横で電流爆破を学びたいです」と直訴し、邪道も快諾した。試合形式は「地獄のデスマッチⅢ」で、ロープ3面が有刺鉄線電流爆破となり、有刺鉄線電流爆破バットと電流爆破デンジャラス鬼棒(火薬量は爆破バットの2倍)が1本ずつ公認凶器として用意される。

また残る1面の場外には、有刺鉄線バリケードマット地雷爆破が設置される。地雷の火薬量は7月4日旗揚げ戦の3倍になるという。

鈴季は9日のアイスリボン横浜大会で、サマーボード+凶器持ち込みデスマッチ形式で行われたFantastICE選手権で王者の山下りなに敗れたばかり。デスマッチ路線を歩む邪道娘にとって再起をかけた一戦になる。

なお大仁田は同大会の第2試合で、2日に死去した保坂秀樹さんの追悼試合にも出場。6人タッグマッチで大仁田、リッキー・フジ、パンディータ組が雷神矢口、マンモス佐々木、江野澤和樹組と対戦する。

大仁田は「メインとは別に保坂と縁が深かった選手たちにも出てほしかった。1日2試合はハードだけど、しょっちゅうやってるからどうってことはない。ブッチャー(小林)は、また地雷に落としてやるから覚悟しとけ!」とコメントした。

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