東京五輪・野球日本代表で金メダルを獲得したソフトバンクの甲斐拓也捕手（２８）が１１日、チームに再合流してペイペイドームで汗を流した。
攻守にわたる大活躍で大会のベストナインにも選ばれた。ただ、極度の緊張感の中での戦いでもあったという。「試合前に頭痛と吐き気を味わったのは初めてだった。それくらい緊張していたんだと思います」と振り返る。
苦闘の末に最高の結果をつかみ取った。「投手が頑張ってくれた結果、ああいった瞬間を捕手として味わえた。いい景色を見させてもらった」。甲斐らしく周囲への感謝を口にした。
後半戦に向けては「気持ちの切り替えは完璧にできている」ときっぱり。チームの逆転Ｖに向けて大暴れすることを誓った。
