11日にUEFAスーパーカップが行われ、チェルシーとビジャレアルが北アイルランドのウィンザー・パークが激突した。
【USCプレビュー】CL王者チェルシーとEL王者ビジャレアルが初対戦！北アイルランドでカップ掲げるのは…
チャンピオンズリーグ王者とヨーロッパリーグ王者が顔を合わせたスーパーカップ。同大会では直近３戦で苦汁を舐めているチェルシーは、タイトル獲得に向け積極的に攻め立てる。27分にカイ・ハベルツが左サイドを抜け出すと、左足で低い弾道のクロスを供給。走り込んだハキム・ジイェフが左足で合わせ、チェルシーが貴重な先制点をゲットする。
前半終了間際に得点したジイェフが肩を痛めて負傷交代を強いられたチェルシーは、後半に入り初対戦のビジャレアルに猛反撃を受ける。開始早々にポスト直撃のシュートに遭うと、73分にジェラール・モレーノに同点弾を許してしまう。その後は互いにチャンスを創るも追加点を決めることができず、1-1で90分が終了し延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。
先攻チェルシーは１人目ハベルツがいきなり失敗してしまうが、延長戦終了間際に途中出場したGKケパ・アリサバラガが躍動。後攻ビジャレアルの２人目アイサ・マンディのシュートを横っ飛びで防ぐと、サドンデスに突入した７人目ラウール・アルビオルのシュートをファインセーブ。GKケパの活躍でPKスコア6-5で勝利したチェルシーが、1998年以来２度目のスーパーカップ制覇を果たした。
