香取慎吾がテレ朝〝約4年ぶり〟復帰の生出演で語ったこと 大下容子アナは感動しきり

再共演の喜びを隠しきれなかった大下容子アナ(左)と香取慎吾

香取慎吾(44)が12日、昼の情報番組「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日)に生出演した。香取がテレ朝の番組に出演するのは、ジャニーズ事務所退所(2017年9月)を機に終了した生情報番組「スマステーション!!」以来およそ4年ぶり。土曜深夜枠で16年間続いたそのスマステで、香取と名司会コンビを組んでいたのが大下容子アナ(51)だ。

香取ら元SMAP3人組「新しい地図」は、国際パラリンピック委員会特別親善大使で、日本財団パラリンピックサポートセンターのスペシャルサポーターも務めている。これまでさまざまなプロジェクトを通じパラスポーツの魅力を発信してきたが、今回の番組出演も24日に開会式を迎える東京パラリンピックを盛り上げる一環。

午後12時10分過ぎ、テレビで大映しになった香取は含み笑いを浮かべ、腰をかがめながら大下の隣へ。2人の間はアクリル板で隔てられている。今の感想を聞かれると「いや、4年ぶりにこちらにこうやって来させていただいて、ちょっとさすがに緊張してますねちょっと。珍しくね、眠れなかったです」と話した。大下は「え~、うれしいというか、ごめんなさいというか…」と恐縮しきり。

続けて大下が「でも私は、舞台でしたり個展、映画、明治座特別公演とかねいろいろ…」と話し出すと、香取は「そうなんですよ。明治座でショーやらさせていただいたり、ミュージカルをやったりとか、全部見に来て下さってるんですけど、今こういう状況なので舞台裏でお会いできないんで…」と明かした。「ね~ご挨拶もできなくて…」と申し訳なさそうな大下に、香取は「今日はホントにうれしいです」と声を掛けた。

すると2人を見守る佐々木亮太アナが「東京タワーをバックにこのツーショットというのが非常に懐かしい感じがしますね」とひと言。スマステのオープニングトークでは、ずっと東京タワーの生映像をバックで映していたからだ。久々の共演に感動しきりの大下は、恥ずかしそうに「ホントはもっとこう近付きたい…」と香取に向かって両手を広げた。

そして大下から「この4年、どんな月日でしたか」と聞かれた香取は、しみじみとこう語った。

「4年前、僕40歳ちょうどぐらいだったんですけど、小学生からずっと仕事してきて、10歳から約30年ぐらいの間と比べたら、経験したことのないようなことも、大変なこともあったりとか、初めての時間の使い方だったりとか、貴重な4年間だったんですけど、もう全部がプラスとは言えないかな。大下さんと会えない4年間だったんで、こうやって一緒に生放送に大下さんと出演させていただいて、今日はパラリンピックのお話もさせていただけるということで、ホントにうれしく思ってます」

OAを見た局関係者は「香取さんと大下さんは親友のような関係で、完全に信用、信頼し合ってる。大下さんは相手を立てるしキメ細かいし、かつちゃんと番組を進行できる。そういうアナウンサーは実際あまりいなくて、ジャニーズからも認められているテレ朝アナと言えば大下さん。自分の番組に今回、香取さんを招待できるなんて、本人も感無量だろう」と明かした。

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