河村たかし市長の謝罪会見は失敗? 歯切れ悪く「喋れば喋るほど残念な感じ」と酷評の嵐

河村たかし市長

名古屋市の河村たかし市長(72)が12日、噛んだ金メダルを交換する方針になったことについて会見を開いたが、再びの炎上を招いている。

河村市長は東京五輪で金メダルを獲得したソフトボール日本代表の後藤希友の金メダルをかんだことで批判を浴びていた。取材陣から今回の件に関する自身の処分(減給、辞職)について問われると「そりゃまぁ、今のところ終わってませんのでまだ考えておりません」と答えた。

メダルが交換されることについては「本当にゴールドメダリストの宝物をそういことで傷付けたということは誠に申し訳ないことで謝罪することがとりあえずすべてです。何遍も言って申し訳ないけど山下会長にお任せしとると言うことしか言えません」と言うに留めた。

〝メダル交換〟という五輪の歴史に汚点を残したという指摘には、「まあ、私には答えられませんね。そりゃ申し訳ないと。深く反省していますと。言うことに尽きます」。また市民からの辞職を求める声についても「今のところはまだ途中ですのでもうちょっと経ってからというか。いろいろ考えなきゃいかんことはあると思いますけど。これからにしといて下さい」と言葉を濁した。

取材陣からさらに追及されると「無責任なことは言えませんので。辞職するということは選んでくれた方もお見えになりますんで。相当重い話になりますんでちょっとここで言うのは…。」と話し、記者から「辞職を視野に入れてるって書いていいですか」と問われると「それはまずいですね。一人歩きしますから」と不機嫌そうに答えた。

ボサボサ頭での河村市長の会見についてネット上では「謝罪会見なのにスーツじゃないのね。反省してなく見えるよ」や「喋れば喋るほど残念な感じが浮彫になる」。また「会見で火に油注いだ感すごすぎ」といった厳しい言葉が溢れている。

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