ケガ人続出のレスターが冨安健洋に熱視線 トットナムと争奪戦へ

冨安健洋

イタリア1部ボローニャのDF冨安健洋(22)がイングランド・プレミアリーグのレスター入りする可能性が出てきたと、英メディア「フットボール・ロンドン」が伝えている。

センターバックと右サイドバックをこなせる冨安にはイタリア1部アタランタとイングランド・プレミアリーグのトットナムが獲得に乗り出しているが、移籍金2500万ユーロ(約32億2000万円)をめぐる交渉が難航。トットナムが優位に争奪戦を進めていると報じられているが、ここまでクラブ間合意に達していない。

そんな中、同メディアによると、かつてFW岡崎慎司が所属していたレスターは昨季大活躍したDFウェズレイ・ファファナが重傷を負い、DFジョニー・エバンズも序盤戦に出場できないためDFの補強が急務となっており、冨安が「トップターゲットの1人になる可能性がある」という。

レスターは同リーグのサウサンプトンに所属するデンマーク代表DFヤニック・ベステルゴーやドイツ2部シャルケのDFオザン・カバクも候補としているが、同メディアは「日本のディフェンダーはこの夏に達成可能な選択肢と見なされている」と伝えているように、冨安が最有力候補と位置付けた。

トットナムとの争奪戦を繰り広げることにレスター側は自信を示しているが、冨安は今夏にステップアップを果たせるのだろうか。

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