巨人・原監督が逆転V3へナインに訓示「ワッショイ・ベースボールだ」

「リスペクトTシャツ」を着用して練習を見守る原監督

ペナントレース再開(13日、中日戦)に向け巨人は12日、東京ドームで一軍練習を行った。

原辰徳監督(63)はこの日の練習前、ナインに訓示。2ゲーム差で首位・阪神を追う状況に「ジャイアンツが追い掛ける立場で(この3年間で)初めて後半戦を迎えると、そういう中で、一つ付け加えることは、みこしをみんな担いだことがあるかないかは別にしてね、『ワッショイ・ベースボール』だ」と新たなスローガンを掲げたと明かした。

指揮官はその真意について「一人でも二人でも息が合わなかったり、ワッショイ、ワッショイ、ワッショイという形でね、みんなで力を合わせれば、重いみこしも軽く感じるし、まあ、行きたいところに動ける」と説明。今季スローガン「1 Team!」に「追いワッショイ」することでナインに強く意識づけた。

「まあ、それがみんなで足並みそろわなかったら重くも感じるし、真っすぐにも行かないよ、という中でね、それを一つ、明日から心がけていこうという話はしました」(原監督)

この日は五輪でメダルを獲得した坂本、メルセデス、サンチェスらをたたえる「リスペクトTシャツ」をスタッフを含めて全員で着用。一体感を高めて練習を行った。「まあ、やるべきことはね、すべて消化はできたなと思っています」と話した指揮官が、V3に向けばく進する。

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