2021年の横浜市長選挙が8月22日に投開票日を迎えます。
候補者は8名と大混戦の横浜市長選挙。横浜市議会議員を11期務めた太田正孝氏も立候補しています。
太田正孝氏はどんな経歴の人物で、どんな政策を掲げているのでしょうか。
8月10日にYouTube「選挙ドットコムちゃんねる」で実施した対談の様子も交えながらお伝えします。
新人・太田正孝氏の経歴は?
太田正孝(おおた・まさたか)氏は現在75歳で横浜市出身です。神奈川県立希望が丘高校定時制卒業。倉庫業勤務、町工場の職工、ジェットコースター従業員、喫茶店バーテンダー勤務を経て、神奈川県庁の臨時職員、後に県職員初級試験・中級試験ともに合格し、県税事務所職員に採用されました。
1970年に神奈川県を退職し横浜市議選に初めて立候補、1974年に再び立候補しますがいずれも落選。1979年の3度目の立候補で初当選し、以来通算11期務めました。現在は社会福祉法人みどりのその理事長、太田正孝行政書士事務所長等を務めています。
新人・太田正孝氏の政策は?
選挙ドットコムは8月10日に横浜市長選挙の候補者と乙武洋匡氏とのトーク番組生放送を実施しました。
太田正孝氏にも登場していただき、自らの考える政策やエピソードについて語っていただきました。
生放送の様子はこちらの動画をご覧ください。
IR誘致に反対
太田正孝氏はIR誘致に反対の立場を示しています。
カジノの導入については非常に強く反対しており、山下ふ頭はIR抜きで健全な海浜開発をしていきたいと自身のwebサイトで語っています。
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減税を大きく掲げた身を切る改革、動物愛護
太田正孝氏の選挙公報には大きく「減税」と書かれています。
子育て支援や小中学校の給食を無償化しつつ市民税も減税、水道料金等の公共料金も値下げするとしています。
市長の給与は半額にするとし、「市民の幸せを第一に」行政を行っていきたいとしています。
また、動物愛護にも取り組んでおり、選挙公報でも取り上げています。当初立候補を予定していた藤村晃子氏は太田正孝氏に協力するとして立候補をとりやめました。
入ってくる税収を大切に、無駄を省いた公共事業
乙武氏との対談でIRの代替案となる税収課題解決について問われた太田正孝氏は、横浜市に入ってくる税収を大切にし、徹底的に無駄を省くことが大事だと強調しました。
横浜市議の視点から、現在は必要のないところまで公共事業に税金が回っていることを指摘。節約して出てくるお金を有効に使いたいとの考えを示しました。
横浜市長選挙は8月22日投開票!
横浜市長選挙には多数の候補者がいて投票先に迷ってしまうかもしれませんが、
・横浜市議11期の経験を活かして地域密着型の行政を行ってほしい人
・カジノを含むIR誘致に強く反対している人
・無駄を省いた公共事業を実施してほしい人
に、太田正孝氏はおすすめです!
投票日は8月22日。当日に投票に行けない方は期日前投票制度をぜひご利用ください。
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