まだまだやる気だ。〝狂乱の貴公子〟リック・フレアーが72歳で現役復帰を宣言した。
「ネイチャーボーイ」は米WWEの殿堂入りを果たし世界で最も有名なプロレスラーの一人だが、3日にWWEと契約解除になったばかり。それでも連日、ツイッターを更新し健在ぶりをアピールしているが、11日にはWWE時代の映像とともに、「私は決して引退しない! WOOOOO!」と投稿した。
これにファンは「カムバックが待ちきれない」「AEWでもう1試合を」という好意的な声が大多数の一方で、「私はリックを愛しているからこそ言いたい。72歳で復帰はケガします。やめてほしい」などと至極、まっとうな意見も…。
フレアーは2008年3月のWWEの祭典「レッスルマニア24」でショーン・マイケルズに敗れて一度は引退。マイケルズに「ごめん…愛しているよ」と語りかけられ、必殺のスイート・チン・ミュージック(スーパーキック)で引導を渡される決着シーンは米プロレス史に残る屈指の名場面となったが、WWE離脱後に他団体やイベントであっさり復帰した。12年にWWE復帰後は試合に出場せず〝引退〟を守っていたものの、再びWWEから離れたことでリング復帰を表明したようだ。
日本では79歳の大日本プロレス・グレート小鹿会長が現役ばりばりで奮闘を続けているが、果たして72歳のネイチャーボーイに「ワン・モア・マッチ」はあるのだろうか?