東京パラリンピックの採火式が12日、始まった。「ともに生きる社会かながわ」実現の願いを込め、15日までに神奈川県内全33市町村の34会場で開催される。各会場でともされた火は「神奈川の火」として一つに集め、パラリンピックの聖火の元として東京に送る。
式は県と各市町村がそれぞれ主催し、初日は松田町で実施された。横浜市での採火式は近代化の象徴であるガス灯から火をともすなど、各会場では趣向を凝らした形での開催となる。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一般の観覧募集などは見送り、原則無観客となった。
最終日の15日には、各会場で採火した34の火を一つにまとめる「集火・出立式」を実施。集火・出立式の様子はオンラインで配信される。
