【新日本】石森太二が描く大野望「IWGPヘビータッグ挑戦」と「海外進出」

左から石森、ファンタズモ

新日本プロレスのIWGPジュニアタッグ王者・石森太二(38)が「SUPER Jr. TAG LEAGUE」制覇後の青写真を明かした。

ベルトを保持するエル・ファンタズモとのコンビで、ここまで3戦全勝と盤石の強さを見せつけている。王者組として優勝を果たせば、今後の防衛ロードに関しても発言権が増すことは間違いない。

「俺らがチャンピオンチームとして全勝優勝したらどうなるのか? そうしたら必然的にヘビーのタッグに挑戦しかないだろ」と、相棒も望むIWGPタッグ王座との〝2階級制覇〟に前向きだ。

同王座を巡っては9月5日の埼玉・メットライフドーム大会で王者のタイチ、ザック・セイバーJr.組が内藤哲也&SANADA、後藤洋央紀&YOSHI―HASHIとの3WAY王座戦を行うが、石森は「ならそれを4WAYにするか? それとも3WAYの勝者とするか?」と不敵な笑みを浮かべた。

そしてもう一つのプランが海外進出だ。リーグ戦を制すと、現新日本マットでの敵なしが証明される。「階級の壁だけじゃなくて、国境を越えるのもありだな! ファンタズモが望むならね。俺たちが日米を股にかけても面白いかなって。リオ・ラッシュとか面白そうだねって思うし」と目を輝かせた。

新日本が米国で展開する「NJPW STRONG」にはフレッシュな顔ぶれが揃っており、かつインパクト・レスリングやAEWといった他団体との抗争も展開されているだけに刺激は多い。もちろん、まずはリーグ戦全勝優勝が最優先。王者組がこのまま頂点へ突き進む。

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