スペイン1部マジョルカに加入したMF久保建英(20)が開幕戦(14日=日本時間15日、対ベティス)でデビューを果たしそうだと、地元メディア「Diario de Mallorca」が報じた。
同メディアによると、マジョルカのルイス・ガルシア監督(48)が記者会見し、同1部レアル・マドリードから獲得した久保について「私がさまざまな攻撃ポジションでの起用を考えている選手です。彼は機動性、オーバーフロー、ラストパスを持っています。久保がゴールをもたらしてくれることを願っています」と語ったという。
さらに指揮官は「久保は肉体的にも非常に優れています。非常に頭が良く、最初のトレーニングで、昨季チームとのスタイルの違いをすでに見ています」とコメント。同紙は「マジョルカの監督は久保を賢い選手と認識しており、土曜日(14日)から頼りにできると考えている」とし、チーム合流からわずか3日で迎える開幕戦で起用する方針と伝えている。
今季初戦に向けてガルシア監督は「すでにプレーできる状態にある。選手たちはみんなスターターになりたがっています」とチーム内のポジション争いを歓迎し「うまく攻撃する必要があります」とし、久保の加入で厚みを増した攻撃陣に期待を込めた。