県内でパラリンピック採火式 大雨で縮小や中止も

東京パラリンピックの聖火を集める採火式が県内でも行われています。

大雨の影響で中止や縮小が相次ぎました。

「あっ点いた」

呉市天応地区では、3年前の豪雨災害で被災した住民らが参加し

採火式が行われました。

大雨の影響で規模が縮小されましたが、

参加者のおこした火が「復興の火」として採火されました。

一方、福山市ではセレモニーは中止され

市の職員など関係者だけで採火式を行いました。

市内の障害を持つ人やパラリンピアンなどから

集められたメッセージおよそ300枚が燃やされ

その火がランタンに灯されました。

【福山市オリパラ担当 福田等課長】

「障害をお持ちの方、皆さんが幸せに平和に暮らしたい

そういう気持ちがこもったものと考えています」

各地で灯された火は、広島市に集められたあと東京に運ばれ

開会式で聖火台に点火されることになっています。

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